ハナミズキ

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早春の青森紀行まとめ

今回の青森旅行は、新緑の奥入瀬を散策することと奥入瀬渓流ホテルに宿泊してのんびりと過ごそうと計画した。ホテルには、1室だけペットOKのプランがあって、週末はかなり先まで予約で満杯だったけれど、なんとか連泊で抑えることができたのは、運が良かった。

5月24日(金)は、帰宅してから夕食・入浴・洗濯を済ませて、自宅を出発したのが22:00頃。高速に乗る前にガソリンを満タンにして、東北道を八戸に向かってひたすら走り続けた。深夜だからなのか思いのほかトラックの走行が多くて、一定のペースで走ることが難しく、神経を使っての走行となった。

八戸ICを降りて朝市の会場に立ち寄ってみた。土曜日の朝という開催のため、規模的には大きなものではなかったが、朝市の雰囲気を味わうことができた。

その後、海岸に芝生がきれいな「種差海岸」へ向かった。実は前日の5月24日に三陸復興国立公園に指定されていたことを後から知ったが、芝がとてもきれいなところである。

http://www.city.hachinohe.aomori.jp/events/index.cfm/detail.1.58802.html

早朝の散歩を終わったころに雨がポツポツと降ってきたし、おなかも空いてきたので、市内の「八食センター」に向かった。ここは、お店で購入した魚介類をセンター内にある「七厘村」に持ち込んで、自分で焼いて食べることができる。でも、買い求めたのは焼いてあるホタテと鯡、それとチラシ弁当を1つ。徹夜明けでは、食欲がそんなになかったので、店内は「みるだけ~」でおしまい。

朝食を済ませたあとは、ホテルに向かって車を走らせたが、途中で休憩した道の駅「とわだ」で「大豆のアイスに長芋チップ&ソースのトッピング」でリフレッシュ、八重桜も咲いていて春を満喫できた。

【写真をクリックすると、スライド表示するよ】

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奥入瀬渓流ホテルは冬季は閉鎖していて、春先からの半年しか営業していない。ロビーには岡本太郎作の暖炉が東館と西館のそれぞれにあって、重量が5トン~7トンもある見事なものだ。

喫茶コーナーで全面のガラス越しに外を眺めながら、お茶&スイートをいただくが、時間の流れが止まっているようだ。妻は一人椅子に座って、何を妄想しているのだろうか?!

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ホテルのサイト ⇒ http://www.oirase-keiryuu.jp/

2日目の午前中は、ホテルからほど近い蔦温泉が入口の「蔦野鳥の森」に立ち寄って約70分程掛かって、自然散策路に沿って蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼をめぐりながら1周した。

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その後、八甲田ロープーウェイの近くにある萱野高原に向かったが、高いところでは2m以上の雪の回廊がまだ残っていて、新緑と残雪と澄んだ青空のコントラストがとても素敵に感じられた。

途中立ち寄った「睡蓮沼」は、まだ雪に覆われていて、沼の存在もよくわからなかった。

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今回メインの奥入瀬渓谷の散策は、25日(土)と27日(月)の2日間歩いてきた。ミントも一緒なので、全行程を通しで歩くことはできなかったが、石ヶ戸と銚子大滝のPに車を止めて、それぞれ1時間~2時間程度散策した。25日は曇り、27日は晴天ということもあって、新緑や渓流の感じがまったく異なる風景を楽しむことができた。ただ、小さな虫が沢山いて顔にまとわりついてきたのには閉口した。

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奥入瀬渓流の源の十和田湖は、ひなびていてチョットさみしい感じがしないでもない。

25日(土)の遅くなったランチは、遊覧船の発着場の子ノ口近くにある食堂で「ひめます定食」を1人前オーダーして二人で食べたが、ヒメマスの刺し身は臭みもなく、甘くて美味しかった。

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初日の夕食はバイキング、2日目は和食を選択した。メニューはこんな感じだったが、青森の春を十二分に満喫できるものだった。

前 菜 蛸の柔らか煮木の芽添え、海老煎餅、鰊の南蛮漬け、帆立、餡かけ、雲丹

椀 物 いちご煮

造 り 帆立、海峡鮪、雲丹、鯛、シークリスタル

揚げ物 帆立しんじょの蓑揚げ、山菜

蒸し物 青森ヒバの蒸籠 魚介

蓋 物 青のりと豆乳の茶わん蒸し百合根

ご 飯 蕗の醬油煮

デザート 泡雪のムース ラズベリーソースとカスタードソースで・・・

お酒  豊盃の華想い&華一風

 ⇒http://www.houhai.jp/pg1.html

 

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間近に流れ落ちる名瀑「九重の瀧」を望む混浴露天風呂の「八重九重の湯」は、ホテル専用の送迎バスで5分ぐらいのところにあって、1時間に1回での入れ替えなのだけれども、夕食を早めに終わらせて乗ったバスには我らの二人だけ!

運転手さんが普段は湯浴み着で利用ですが、お二人で利用できますから湯浴み着不要ですよね、と教えてくれた。かなり大きな露天風呂を専有できて、それはそれは贅沢な気分で温泉に浸かってきたが、今回最大のヒットだった。

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3日間で約1600kmを走行して、無事に帰宅できた。運転の疲れは翌日まで残らなかったので、まだまだ現役でいられそうだ。