裏磐梯の旅(10月30日~31日) まとめ
「ミントがドライブしたいって♪」と言う妻(犬が喋るわけもなく調子良く何でも飼い犬のせいにする)が、ペットルームがあるホテルをまたまた探してきた。
那須辺りまでは、以前栃木県に住んでいたこともあって数え切れないほど訪れたことがあったが、その先はあまり行ったことがなく、東北道の那須高原SAは本当に久し振りだった。きれいにリニューアルされていて、犬連れには嬉しい施設だ。
天気があまり良いようではなかったので、朝のんびりと出発したこともあり、猪苗代磐梯高原ICを下りる頃にはお昼が過ぎていた。
妻が予めチェックしていたラーメン屋は15時まで営業しているようなので、急ぎ桧原湖を目指して車を走らせた。
ホテルの宿泊料金が前週と比べると安くなっていたので、紅葉は終わりを迎えていたと思ったが、ちょうどきれいな色鮮やかなタイミングだったが、重い雲が恨めしい。
目的のラーメン屋はカーナビで見ると桧原歴史館となっている。少し不安を感じながら着くと外観は歴史を感じる建物だが、ラーメン屋らしい暖簾がある。
シオヤ(Sio-YA)
http://tabelog.com/fukushima/A0705/A070502/7006787/
中に入ってもまだ把握できない。上がり框を見ると蕎麦屋という感じだが…
部屋には囲炉裏があり蓑がぶら下がっている。
聞くと、ここは昔、山形との境界であるため関所があったとか。磐梯山の噴火で村は桧原湖に沈んでしまったそうで、桧原宿の建物を歴史館として再現したらしい。廊下を隔てて会津米沢街道歴史館がある。
麺は少し太めだがつるりと喉越しがいい。スープは山塩(温泉水を煮詰める)を使った塩味だが、まろやかな感じで、とても優しい味だった。
ホテルにチェックイン後、外が明るいうちにとお散歩だ。
雨に濡れた紅葉もまた風流。道に散った色とりどり葉の様子が錦織りの帯を見るようである。
夕食は東北6県のものが食べられるバイキングだったが、スタートの時間が2部の方だったためか、品切れのものもありちょっと残念だった。
妻はしっかり「日本酒東北6県飲み比べ」を注文、堪能したようだ。
このホテルのHPの露天風呂の写真に魅せられて宿泊を決めたが、天気があまり良くなく思ったような景色は望めなかったが、解放感はなかなか良い。
女性の露天は眺望が良くなかったようで、妻はブチブチ文句を言っていた。
そんな妻がお風呂で仕入れてきた情報で、グランデコの紅葉が見事だとか。ペットもゴンドラに乗れるようなので来てみた。
山はやっぱり寒く、用意してきたダウンジャケットを着込んでゴンドラに乗り込んだ。
ほんの僅かでも日が差すと色付いた葉が綺麗だ。晴天だったら良かったのになぁ~。
ゴンドラ終点には散策道があり、人間は「寒い寒い」と言いながらの散歩だが、ミントはテンション高く先導して歩く。
裏磐梯といえば五色沼ということで、毘沙門沼だけだが少しだけ歩いてきた。
お昼はやっぱり蕎麦でしょということで「くいものや ラ・ネージュ」で、ざるそば&ミニソースかつ丼セットとかけそばを食してきた。
蕎麦は文句なしにうまい。かつ丼セットのカツは柔らかく、意外な組み合わせに得した気分だった。
ペット可能な星野リゾートということである程度の期待をもって行ったけども、「エ~これで!?」という点が幾つかあって、チョット残念だったというのが正直な感想である。